こんにちは、歯医者でママのPRUDENCEです。
突然ですが、みなさんはどんな時に歯医者さんに行きますか?
「痛くなったとき」
そう答えたあなた、ちょっと待ってください!!
気持ちはとてもよく分かります。
ムシバと言われたら怖いし、時間もお金もかかるし、歯ブラシの仕方とか怒られそうだし。
でも、時代は変わってきています。
よい歯ブラシ、よい歯磨き粉、よい洗口剤でむし歯が減ってきているのは事実です。
それでもまだまだ、お口の中のトラブルは起こってしまいます。
そこで今回は、数年前に発見されたむし歯や歯周病予防に効果があるとされる新しい菌のご紹介とあわせて上手なお口のケアについて書いていきます。
<PRUDENCE的オススメ度>
予防歯科のすすめ
歯医者さん嫌いな人、多いと思います。
私も初対面でまだ何もしてないのに開口一番、「歯医者さん嫌いです」と言われることが何度もあります。
普通じゃないご挨拶だと思いませんか?
はじめてのレストラン行って、料理を食べる前にシェフに「嫌いです。」って言ったことありますか?
でも、歯医者さんでは特別不思議な状況では日常茶飯事のご挨拶。
歯医者さんが嫌いなのは大抵の場合、痛いからです。
『未病』という東洋医学の考えがありますが、簡単に言えば『まだ病気でない状態』のこと。
痛くもないのに検診やクリーニングだけで歯科を受診してはいけないと思っている方はまだまだたくさんいます。
でも違います。
実はこれが一番、時間もお金もかからない賢い歯医者さんへのかかり方なんです。
苦手な方こそ定期的に歯医者さんで検診を受け、クリーニングをするべきなのです。
そうすれば、むし歯になったとしても軽症で済むのです。
L8020菌ってなに?
とは言っても、嫌いだし痛くないし歯医者に来る時間もお金ももったいない。
なので定期的に歯医者さんにメンテナンスに来る方は日本は2%というデータもあります。
当然、日本はシニアになった時に歯を失っている本数も多いのです。
そこで広島大学の二川教授が歯周病、むし歯になったことのない健康な子どもの口の中からお口の中のバイ菌の増殖を抑制する乳酸菌を見つけました。
これがL8020菌です。
正式名称は「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」といいます。
日本は80歳に20本の健康な歯を残すという目標を掲げているので、通称名をL8020菌となりました。
L8020菌の効果は?
この結果をみると、どうやらお口の2大疾患の
むし歯と歯周病の予防に効果がありそうです。
どんな風に取り入れる?
L8020菌が含有されているタブレットやマウスウォッシュもありますが、
まずは歯磨きジェルから取り入れてみると良いのではないでしょうか。
大人の方はこれ!
そしてお子様にはこれ!
まとめ
以前のPRESIDENTという雑誌の調査で、老後の後悔第一位が『もっと歯を大切にすればよかった』でした。
お口の健康は、ホームケアとオフィス(歯科医院)ケアが基本です。
ホームケアには、汚れ除去効果の高い歯ブラシに予防効果の高い歯磨き粉、1日1回以上のデンタルフロスや歯間ブラシ、最後にマウスウォッシュ。
1年に2回以上は歯科医院で定期検診とクリーニングをしてもらえば、28本全部の歯がなくなるなんてことはないでしょう。
〈こんな人におすすめ〉
- 歯医者が苦手
- ムシバや歯周病になりやすい
- おくちエチケットを身につけたい
- 子供には使ってるだけで安心感あり
患者さんからの感想
歯周病の治療受けていた患者さんは、疑いながら使ってみたら歯茎の調子が本当に良くなってびっくりしたそうです。
歯磨きジェルだけ買いにきたりもします。